ダイエット中エビデンス
カロリー制限
中Evidence Level
結論
カロリー制限は体重減少、心血管代謝指標の改善、炎症抑制において中程度のエビデンスを有する。人間を対象とした複数のランダム化比較試験により、体重減少(平均6-9kg)、血圧低下(収縮期6mmHg、拡張期4mmHg)、インスリン抵抗性改善が確認されている。ただし、効果は体重維持の継続性に依存し、体重再増加により改善効果は失われる。長寿効果については動物実験で確認されているが、人間での長期的な寿命延長効果は未確立である。
効果と効果量
体重減少6-9kg(9-25%カロリー制限、6-9週間)、ウエスト周囲径減少5cm、収縮期血圧低下6mmHg、拡張期血圧低下4mmHg、HOMA-IR改善、HbA1c改善。老化速度の遅延(DunedinPACE指標で小幅改善)。動物実験では寿命延長10-35%(タイミングと組み合わせにより変動)。脂質プロファイル(コレステロール)への効果は不明確。
推奨用量・プロトコル
人間での推奨プロトコル:通常摂取量の14-25%削減を継続的に実施。CALERIE試験では25%削減を目標としたが実際の達成率は14%程度。効果発現には最低6-9週間必要。体重維持期においても制限の継続が必須(体重再増加により効果消失)。間欠的断食や時間制限食との組み合わせがより実践的な代替法として検討されている。極端な制限(50%以上)は栄養不良、免疫機能低下、骨密度低下のリスクあり。