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中エビデンス

乾癬の症状改善に本当に効く食事法はどれなのか?

2026年8月23日3分で読了

乾癬の症状改善に本当に効く食事法はどれなのか?

「間欠的断食が流行ってるけど、乾癬にも効くのかな?」そんな疑問を持ったことはありませんか?赤く盛り上がった発疹やかゆみに悩む乾癬患者さんにとって、食事で症状が改善するなら試してみたいですよね。今回紹介する研究は、3つの人気食事法を比較して、どれが本当に効果的なのかを調べたものです。

研究が明らかにしたこと

ケトジェニック食と継続的カロリー制限が、間欠的断食よりも圧倒的に効果的であることが分かりました。具体的には、ケトジェニック食と継続的カロリー制限を実践した人たちは、乾癬の重症度を測るPASIスコアが大きく改善したんです。

一方、間欠的断食では改善効果が限定的でした。その理由は明確で、体重減少の差にあります。ケトジェニック食と継続的カロリー制限では10〜25.6kgもの体重減少が見られたのに対し、間欠的断食ではわずか0〜2kgしか減らなかったんですね。

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どんな研究?

これは複数の研究結果をまとめて分析したシステマティックレビューです。間欠的断食(16時間断食など)、ケトジェニック食(糖質を1日50g以下に制限)、継続的カロリー制限(毎日の摂取カロリーを減らす)という3つの食事法を比較しました。

乾癬は単なる皮膚病ではなく、肥満や代謝異常と強く関連する免疫性の炎症疾患なので、食事による体重管理が症状改善につながると考えられているんです。

実践するなら

  • 継続的カロリー制限:1日の摂取カロリーを通常より500〜700kcal減らす。例えば2000kcal摂っていた人なら1300〜1500kcalに

  • ケトジェニック食:糖質を1日50g以下に制限し、脂質を中心とした食事に切り替える。ご飯やパン、麺類を大幅に減らす

  • 継続期間:少なくとも3〜6ヶ月は続ける。10kg以上の体重減少が効果の鍵を握っているため、短期間では結果が出にくい

  • 医師と相談:乾癬の治療中なら、必ず主治医に相談してから始める。特にケトジェニック食は体への負担が大きいことも
  • 正直に言うと...

    ただし、この研究にはいくつか注意点があります。まず、間欠的断食の効果が低かった理由が「体重が減らなかったから」なのか、それとも「断食そのものに乾癬改善効果がないから」なのかは、まだはっきりしていません。もしかしたら、間欠的断食でもしっかり体重を減らせれば効果があるかもしれません。

    また、ケトジェニック食は効果的である可能性が高いですが、長期的な安全性や継続のしやすさについては、さらなる研究が必要です。糖質制限は人によって合う合わないがありますからね。

    まとめ

  • 乾癬の症状改善には、ケトジェニック食か継続的カロリー制限が効果的である可能性が高い

  • 鍵となるのは体重減少で、10kg以上減らすことが重要

  • 間欠的断食だけでは体重が減りにくく、効果も限定的かもしれない


  • エビデンスレベル:
    中エビデンス



    参考文献:
  • [Impact of Intermittent Fasting, Keto Diet vs Continuous Caloric Restriction on Psoriasis Severity: A Systematic Review and Meta-Analysis Protocol.](https://doi.org/10.36849/JDD.9706) - Journal of drugs in dermatology : JDD, 2024