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高エビデンス

クレアチンとプロテインって何が違うの?

2026年3月7日3分で読了

クレアチンとプロテインって何が違うの?

「ジムでよく見かけるこの2つのサプリ、どっちを飲めばいいの?」って思ったことありませんか?

クレアチンとプロテイン、どちらも筋トレには欠かせないサプリとして人気ですが、実は働き方が全然違うんです。今日はその違いを分かりやすく解説していきます。

ざっくり結論から

結論から言うと、クレアチンは筋肉の瞬発力アップ、プロテインは筋肉の材料補給です。

車で例えるなら、クレアチンはハイオクガソリン(パワーアップ)、プロテインは修理用の部品(筋肉の材料)みたいなものですね。

研究が教えてくれたこと

クレアチンの正体

クレアチンは筋肉の中で「エネルギーの貯金箱」として働きます。143の研究を統合したメタアナリシスでは、クレアチン摂取により:

  • 除脂肪体重が平均0.82kg増加

  • 体脂肪率が0.28%減少

  • 筋力・パワー・スプリント能力が向上
  • つまり、筋肉量を増やしながら体脂肪を減らす効果があるんです。これは東京ドーム約1.7個分の面積に住む人全員が同時にダイエットに成功するくらいの規模の研究結果です。

    面白いことに、たった3日間の短期摂取でも効果が現れることが分かっています。ベンチプレスとスクワットの反復回数が有意に増加し、運動後の筋肉痛も軽減されました。

    プロテインの役割

    一方、プロテインは筋肉の「建築材料」です。研究では:

  • 運動前のプロテイン摂取で翌日の疲労回復が21%向上

  • 筋タンパク質の合成を直接促進

  • 筋肉の分解を抑制
  • これは、家を建てるときに必要な「レンガや木材」を供給するようなものです。

    じゃあ具体的にどうすればいい?

    クレアチンの使い方


  • 維持期: 体重1kgあたり0.1g/日(70kgの人なら7g)

  • ローディング期: 体重1kgあたり0.3g/日を3-7日間(70kgの人なら21gを3回に分けて)

  • 摂取タイミング: トレーニング1時間前が効果的
  • プロテインの使い方


  • 運動前: 炭水化物50gと一緒にプロテイン5-10g

  • 運動後: 30分以内にプロテイン20-25g

  • 1日の総量: 体重1kgあたり1.6-2.2g
  • > 💡 ポイント: 両方とも筋力トレーニングと組み合わせることで効果が最大化されます

    ここだけは気をつけて

    クレアチンについては、血栓塞栓症のリスクに関する症例報告があり、安全性プロファイルの再評価が必要とされています。特に血栓症のリスク因子がある人は医師に相談してください。

    また、この研究結果は主に若い男性を対象としたものが多く、全ての人に当てはまるわけではありません。女性や高齢者での効果については、より多くの研究が必要です。

    まとめ:今日から始められること

  • 目的を明確に: 瞬発力アップならクレアチン、筋肉づくりならプロテイン

  • 併用も可能: 作用機序が違うので一緒に使っても問題なし

  • トレーニングとセット: どちらも筋力トレーニングと組み合わせて使う
  • まずは自分の目標に合わせて、どちらか一つから始めてみませんか?筋肉は正直です。適切な栄養と継続したトレーニングが、必ず結果として現れますよ!